人材について、どのように考えているでしょうか。
では、学歴についてははどのように考えたら良いのでしょうか。
この点、次のように考えられる方も中にはいます。
「実務は学校の勉強と違う。
学歴かどうかよりも出来るかどうかで考えるべきだ」
「学歴かどうかよりも出来るかどうかで考えるべきだ」というのは基本的には正しいでしょう。
では、「できるかどうか」というのは何を持って判断するのか、が問題となります。
「できるかどうか」というのは、「その仕事がある程度できるかどうか」というようなレベルで考えることではありません。
「できるかどうか」を考えるには、「ある程度仕事ができるかどうか」だけでは不足で、「その仕事を深く追求できるかどうか」を考える必要があるのです。
なぜなら、「その仕事を深く追求できるかどうか」がその人の今後の成長を左右するからです。
入ったばかりで仕事を十分覚えていないとしても、「その仕事を深く追求できる」人間であれば、先に入った「ある程度仕事ができる」レベルの人間はすぐに追い越してしまうからです。
ですから、入社して何年か経ったら、「できるかどうか」を判断する時は、「その仕事を深く追求できる」タイプの人間かどうかという視点で見た方が良いでしょう。
では、「うちはある程度できる社員ばかりだ」という場合はどうしたら良いのでしょうか。
まず、「楽に完全な仕事」ができるような状態にしておくことです。
そして、できるだけ「誉めること」です。これは社員に自信を付けさせるため
です。
但し、「改善点」も付け加えるようにすることを忘れないようにしましょう。
また、難しい課題を与えて、達成させることです。
達成したら、また少し難しい課題を与えて達成させるのです。
これを繰り返すのです。すると自信が付き、前向きに取り組むようになります。
評価制度も、評価項目を具体的に設定にして、努力する方向が分かるようにした方が良いでしょう。
また、管理者研修など研修を受けさせることも重要なことです。
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赤坂の社労士事務所
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社会保険労務士法人赤坂経営労務事務所
代表社員 大澤 彰