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赤坂の社労士事務所

福岡市中央区赤坂の社労士事務所「赤坂経営労務事務所」の
COLUMNです。
労働・社会保険の諸手続や助成金活用、給与計算、就業規則の
整備、評価・処遇制度の構築など、人に関わる分野から経営を
サポートいたします。
社会保険労務士法人赤坂経営労務事務所
代表社員 大澤 彰

組織を活性化

経営

企業が儲けるために必要なのは、「組織を活性化」することです。
それは次の理由にあります。
経営者は、業績を向上させようと新たな戦略を考えます。
「この戦略を実行すれば、業績は向上するはずだ}
経営者はこのような期待を持って社員に指示をするでしょう。
戦略が正しいとすれば、業績が向上するかどうかは、
社員が真剣に取り組んでくれるかどうかにかかっています。

しかし、思うように業績が達成されない状態が続いてきた企業では
「またか」
という思いで聞いている社員も多くなります。
業績が達成されない状態が続くと、
「達成されなくても仕方ない」
と思う社員が多くなって来ます。
なぜなら、社員の中で業績を達成している社員が少なくなってくるからです。自分だけが悪いのではない、と思うようになってくるからです。
このように社員が思うようになってくると、
いくら良い戦略を経営者が打ち出してもなかなか実行されなくなってくるのです。
ここに「組織を活性化」させる必要性があるのです。
経営者はなんらかの手を打つ必要があります。
良く見られるケースでは、
(1)やる気がないという点については
 「社員に対して厳しくすれば変わるだろう」と考えられる経営者もおられます。
  あるいは、「やった者を高く評価する」ようになれば「やる気になる」のではないか と考えて、業績評価制度を導入される経営者もおられます。
(2)達成度が低いと意欲をなくすからと
  目標を下げようと考えられた経営者もおられます(これは問題あり)。
しかし、なかなかうまく行かない。
うまくいっていない企業では、次のような思考パターンになっている場合が多いようです。
 ・今までのやり方でそれほど問題がなかったという考えがある
 ・間違った先入観を抱いている
 ・理論は役に立たないと思っている
 ・固定観念が強い
 ・今すぐ変更しなくてもそれほど影響はないという考えが強い
 ・問題軽視 等

このような思考パターンを持っていると、ある時期から企業は発展しなくなります。改善が行われなくなるからです。
改善を進めるためには、問題のある「思考パターン」を変えていくことが不可欠となります。
思考パターンに問題がないかどうかに注意しながらチェックすることが必要です。
組織を活性化するヒントが必ず出てくるはずです。

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