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赤坂の社労士事務所

福岡市中央区赤坂の社労士事務所「赤坂経営労務事務所」の
COLUMNです。
労働・社会保険の諸手続や助成金活用、給与計算、就業規則の
整備、評価・処遇制度の構築など、人に関わる分野から経営を
サポートいたします。
社会保険労務士法人赤坂経営労務事務所
代表社員 大澤 彰

就業規則を活用していますか

就業規則

就業規則は、会社の憲法であり、法律であると同時に、経営者と社員を繋ぐものだととらえています。
とても重要で、会社の将来を左右するほど力のあるものだと思っています。
実際はどうでしょう。
会社はどれくらい真剣に「就業規則」を作っているでしいょうか。
どれほど熱心に内容を読んでいるでしょうか。
会社経営にどれくらい活かしているでしょうか。
残念なことに、ほとんど形式化しているケースを見受けます。
「就業規則」は決まりで作らなければならないから、ただ、そこにあるだけ。
会社の発展に何の役にも立っていません。
「就業規則」を作るのは面倒かも知れません。
毎日の業務が忙しい中、わざわざ時間を割いて細かい規則を作っても、無駄だと思えるのかも知れません。
せっかく作ってもどうせ置いておくだけだから、内容は適当でいい、そう思っているのかもしれません。
棚にしまったまま、ほこりをかぶっている就業規則を見ると、本当に勿体ない気がします。
「就業規則は、会社の理念や経営者の思いを伝える最良の手段なのに」
「会社を発展させる大切な道しるべとなるのに」
「社員のやる気を引き出す大きなきっかけにもできるのに」
「ルールで社員をしばるのは面倒くさい。社会人で大人なのだから、良識ある行動をしてくれればいいんだ」
このように考える経営者の方もいるでしょう。
私は、就業規則は会社の法律だと考えています。就業規則のない会社は、法律のない国家と同じです。法律(就業規則)のない会社は従業員を統治することができず、また法律(就業規則)を順守しない会社は従業員の信頼を得ることができません。
働き方やルールを決めるのは、社員ではありません。経営者です。
会社の方向を決めている経営者が、社員を同じ方向へ引っ張っていかなければなりません。
社員と経営者が一丸となって、同じ方向へ向かって進めるように、道筋をつけなければなりません。
そのためには、しっかりした「就業規則」が必要なのです。

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