未払残業請求のCMが流れても驚かなくなってきました。
それほど「残業代請求」をインターネットで検索すれば溢れるように検索結果が出てきます。
しかし、この言葉に慣れてきても、実際に問題化すると、お金、時間ともに相当必要になります。
この対策は、業務効率のよい時間配分ができているかにかっていると思います。
会社の中には多種多様な業務があり、忙しいとか、忘れたという状況での問題処理や無駄時間に忙殺されていることが多いようです。
1日の仕事を「緊急で重要な仕事、緊急ではないが重要な仕事に、緊急でも重要でもない仕事」に、仕事を棚卸してみると、どういう結果がでるでしょうか。
おそらく「緊急で重要な仕事」と思う仕事が並ぶのではないかと思います。
会社の中には、無駄な人も無駄な仕事と思われるものはありませんから、当然です。
しかし、問題は、1日中この仕事ばかりに終始していると、明日がないということになります。なぜなら、次への投資を行う時間がないのですから。
全ての仕事の棚卸しをします。
全ての業務はインプットがあり、業務プロセスでアウトプットに変換しています。
そのアウトプットが次工程のインプットとして有効に機能するか、または商品としての価値になります。
まず、企業の儲けに繋がる有効な業務プロセスを必要業務として、業務の棚卸しをします。有効でないものを、これまで流れの中で業務として実施してきたものを不要と判断するだけで、無駄時間は大きく節減できます。
例えば、不要なデータのやり取り、惰性の(形式)会議、探すムダ、移動のムダ、抱え込みのムダ等々たくさん発見できるのでは。
業務遂行の過程で無駄な時間の削減や、移動時間や待ち時間、細切れ時間の使い方の工夫と、メールやFAXまの同時発信、CADやIT機器の有効活用等により、時間を生み出せるヒントがたくさんあります。
業務効率の良い時間配分は、時間管理と生産性向上がワンセットになっており、残業対策に効果的です。
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赤坂の社労士事務所
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代表社員 大澤 彰