先週土曜日に、「パートタイマーの資格・評価・賃金制度構築の進め方セミナー」を、無事終了いたしました。
もともと企業がパートタイマーの採用を増やした狙いには、人件費の削減と変動費化がありました。それだけに、パートタイマーの仕事というと、これまで正社員の補助的な業務というのが通り相場でしたが、非正規社員の割合が38%を超え、そのウエイトが増すに従って、業務内容も正社員と同等の責任や役割を担う基幹業務を担当するようになってきています。このように業務内容が高度化するにつれて、そのモチベーションアップと戦力化が、正社員のそれと同じように人事管理上の大きなテーマになっています。
人事制度の構築にあたり、その仕組み作りおいても法律はベースにありこれを無視することはできません。コンプライアンスの視点は重要です。
また、経営は赤字を出すことは許されません。ピュアで短絡的な「きれい事」では、当然のことですが人事制度は作れません。
本セミナーでは、これらの視点を念頭に役割等級制度をベースとしたパートタイマーの人事制度の設計・導入の進め方とポイントを事例を織り込みながらお話をさせていただきました。
~セミナーの主な内容~
貢献度に見合った資格・考課・賃金制度を構築します。
1.パートタイム労働法の概要
2.格付け(役割等級)制度構築の進め方
職務評価の仕方・役割等級制度の構築
3.人事考課制度・賃金・賞与制度構築の進め方
職務給の賃金決定ルール、人事考課、昇格・降格、賞与決定ルール
4.正社員転換制度の仕組みと運用
正社員転換のメリット、正社員転換規程
今回ご参加いただきました方にはセミナーでご説明いたしました、職務評価の手法を活用し、役割等級制度の構築、賃金の決定、人事考課、昇格・降格、賞与決定ルールの施策をこれからの人事業務にお役立ていただければ幸いです。
セミナーの内容、資料等について不明な点がありましたら、質問書をFAX又はメール等でお送りいただき、お気軽にご相談ください。
パートタイマーの人事・賃金制度構築の進め方セミナーの御礼
