先週土曜日に、「コストを下げて組織を強くするセミナー」を、無事終了いたしました。
「コストを削減しながらも組織マネジメントを強化する」という、そんなうまい話があるのかと思われる方もおられると思います。もちろんぱっと解決するするような飛び道具はありません。しかし、案外忘れがちな基本施策はあります。
またコスト削減だけでは、部分最適になっても、全体最適にはなりません。全体最適となるためにコスト削減から組織マネジメントの強化までをテーマとしてこのセミナーではご説明をさせていただきました。
セミナーの主な内容
Ⅰ 人件費関連コスト削減マネジメント
◇社会保険料を適正化する知恵
◇高齢社員の最適賃金設計
◇使いやすい「助成金」の活用術
Ⅱ 全社一丸体制マネジメント
◇トラブルを事前に防ぐ就業規則や
諸規定整備
◇人事評価制度の整備
◇総務機能強化を通じて強い組織作り
組織は小さな不満の積み重ねで意外なほどその活力を失ってしまうところがあります。
しかし、その対策にも方法はあるのです。
情報不足状態からの早期脱出と1つ1つの措置を間違わないことが基本です。
適切な措置をとっておかなければ、その場はしのげても後から問題になるという感覚は、今日的な「経営観」かも知れません。
更に個々の対処療法的な措置に頼るのではなく、就業規則や社内規定を見直すことも、昨今益々重要になります。たとえば退職する従業員に業務の引き継ぎを拒否された時や、従業員の懲戒や降格を行うような時、適正な就業規則が完備されていなければ、従業員の主張に勝てないケースさえ出るからです。
今回ご参加いただきました方にはセミナーでご説明いたしました法律の範囲内で工夫する社会保険料の適正化、助成金活用術、全社一丸体制マネジメントの施策をこれからの総務業務にお役立ていただければ幸いです。
セミナーの内容、資料等について不明な点がありましたら、質問書をFAX又はメール等でお送りいただき、お気軽にご相談ください。
「コストを下げて組織を強くする」セミナーの御礼
