先週、平成２５年卒業予定者向けの合同説明会に参加してきました。
そこでは上下黒のスーツの沢山の学生が各企業のブースでの企業説明に真剣に聞き入っていました。
今年は新卒採用の企業情報が昨年１２月１日、開示となり、２４年卒向けまでとは異なり、戸惑いがあったのではないかと思います。
１２月から就活を始めて、もう半年が経過しており、そろそろ就活疲れが出てきているのではないかと思います。少し、諦めが漂っているような感じの学生さんもいたような気がします。
しかし、毎年思うことですが、３年生のうちから就職活動をしていたのでは、実質的に勉強する期間は、２年余り。これで良いのかなと？
４年間の学生生活。柔軟な頭と体力溢れるこの期間に、就職活動にかなりの時間を割くことにどれほど彼等に対しても、また企業においてもメリットがあるのか。
一方、就活をしている学生に意外と就職したい業種を決めていない者が多いことです。
説明会で企業情報を集め、それから決めることも方法だとは思いますが、これでは仕事に対する目的意識が希薄すぎます。
インターネットでも、経済誌でも企業情報は氾濫しています。
せっかく生情報が聞ける説明会では、疑問点を質問する場として活用されたらと思います。
転職が当たり前の時代とはいっても、やはり、１つの会社で自分を鍛え、そして報酬を積み上げるという人生は恵まれています。
目標をしっかりと定め、その目標をやり遂げて欲しいと思います。
余談ですが、面接の中で、アルバイト経験をさかんにＰＲする学生がいますが、学生の本分は勉強であり、それに付随するサークル活動等です。
アルバイト経験等の職業体験は、会社の中でさほど役にたちません。
学生への期待と評価は、「その資質と伸び代」です。
面接では、ここをしっかり説明して下さい。
新卒合同説明会に参加して
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