今週、目標管理と管理会計のコラボレーションを着眼点に経営の研修を受講してきました。
企業が成長し、より高い生産性を追求していくためには、賃金や人事の処遇を決めるに当たっても「企業業績の貢献度」によるべきだと考えられるようになっています。
このためには、経営計画で明示された目標と一体化した評価基準が求められるようになってきました。
この評価基準となるのが業績評価型の目標管理制度です。
この目標管理制度は、期首に成果責任(責任領域)を明確にし、目標の妥当性を評価し、達成基準を明らかにし、目標達成のために必要な具体策、ビジョンを示し、期末に目標達成のプロセスと、達成度を評価します。
成果責任(責任領域)は、管理会計の分析手法により課題を見える化することにより明確になります。
目標管理と管理会計をコラボレーションすることにより、成果目標が収益貢献からコースアウトすることを防げます。
成果目標は、収益のみではなく、人材育成、改善なども重要な目標です。
この場合も、定性目標をできるだけ数値化していくのに、管理会計の手法は役立ちます。
目標管理は、実績、評価、計画、実施 のサイクルです。
経営数字を基に、経営全般を把握し、重点課題をクリアしていく。
目標管理と管理会計のコラボレーションは相性の良い仕組みだと思います。
目標管理と管理会計
