日経新聞を毎日読んでいて、この読み方にことさら疑問を持っていなかったのですが、日経の読み方というセミナーに参加し、いろいろと面白いポイントを得ることができました。
時間がない皆さんには、朝の効率的な時間の使い方は共通に貴重なところでしょう。
まず、新聞を読むのは共通の話題づくりが主な目的ということですが、これには異論はないでしょう。
私達の仕事でいえば、いきなり「賃金カット」、「解雇」、「未払残業」などの話から入ると、スムースな話の流れは作れません。その前に新聞ネタなどで、場作りをして、話を展開する。これは必要でしょう。
さて本題の時間がない中で、いかに効率的に新聞を読むか。
まず「見だし」に目を通す。そしてその横に書いている「簡潔な文章」-これを「リード」いうらしい-を読む。ちなみに見出しの横に簡潔な文章が書かれてない場合は、記事の最初の第1段がリードになるということです。
さらに日経新聞全体では、20万文字が書かれているということです。これは新書2冊分に相当するそうです。
これだけのボリュームですが「見出し」と「リード」を読めば75%の内容を理解できるそうです。
さらに記事は、「事実」、「背景」、「予想」と書かれているとのこと。
この展開は、私達が報告文書を書く場合にも必要なことのように思います。
結論を「見出し」に書き、リードで内容を簡潔に示し、そして、「事実」、「背景」、「予想」の展開で書けば、読む人に分かりやすく、説得力のある文章が書けるように思います。
あらためて記者は文章のプロです。
新聞を手本に文章力を高めたいと思います。
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