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赤坂の社労士事務所

福岡市中央区赤坂の社労士事務所「赤坂経営労務事務所」の
COLUMNです。
労働・社会保険の諸手続や助成金活用、給与計算、就業規則の
整備、評価・処遇制度の構築など、人に関わる分野から経営を
サポートいたします。
社会保険労務士法人赤坂経営労務事務所
代表社員 大澤 彰

経営の3大管理の一角を担う就業規則

就業規則

今年も本日でいよいよ終わりです。
最後の締めとして、経営における就業規則の機能と役割を振り返りたいと思います。
経営管理とは、企業活動を円滑に行うとともに、企業の目的を達成するために、「ヒト・モノ・カネ」の3つの経営資源を調達し、効率的に配分し、適切に組み合わせる、といった諸活動のことです。
特に、主体的に行動する「ヒト」(人的資源)が重要であり、これに上手く働きかけて、組織化し協働させたり、活性化させ(もしくは能力を発揮させ)たりするようなシステムを如何に構築するかということが主要な課題となります。
企業経営の大規模化・複雑化に伴って組織を構成する要素及び経営に関わる要素は多岐に亘るようになった結果、経営管理の扱う範囲がたいへん広くなり、また専門性が強くなったため、一般に、その管理対象に応じて細分化されています。
経営の3要素といわれる、ヒトの面の管理は人事労務管理(人事管理)、物の管理は在庫管理、カネの面の管理は財務管理などに細分化されます。
このうち人事労務管理は、経営管理の領域の一つで、組織(主に企業)が従業員に対して行う管理活動です。
就業規則はこの人事労務管理の要であり、就業規則には、「法を守る」、「会社を守る」、「従業員を活性化する」という3つの機能があります。
 (1)コンプライアンス
 (2)リスク管理
 (3)人材の活性化と業績向上
 この中でも最も重要なものが、3番目の人材の活性化と業績向上と思います。 
会社の方針、ポリシーを土台とした就業規則の作成とその運用に係る、組織化、リスク管理、採用、教育・訓練、人事評価制度、賃金制度等の施策を通して、経営計画の推進、企業の発展に来年も貢献していきたいと思います。

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